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2004/10/01

ファンダフル・ディズニー

東京ディズニーリゾートのサイトにファンクラブ「ファンダフル・ディズニー」の情報がUpされていました。
年会費3,150円のサービスで、会員報や期間限定パスポートの発売、グッズのプレゼントなどがあるそうです。

いままでにパーク運営にはなかった(?)ビジネスモデルなので、いろいろと考えてみました・・・。
(というか、一瞬入会するかどうかをためらいそうになったので・・・。)

まず、会員の維持費や会員報、プレゼントなどで年額3,150円のほとんどは無くなってしまうと思うので、利益のための3,150円というよりは、会員が伸び悩んだ場合のリスクをヘッジするための会費なんでしょうね。

ビジネスモデルというか、ビジネスの目的は会員をパークへ誘引することで、入場者数の底上げとパークで飲食・物販の売り上げ増というのが狙いだと思います。メンバー向け特別料金パスポートの対象が「メンバーご本人とそのご同行者分」となっているのは誘引する範囲を広げるためでしょう。

ただ、ここで疑問に残ったのが特典がビジネスの目的達成にリンクしてないような・・・。

年パス所有者にとっては、特典欲しさ、限定パーティーに惹かれて入会するとは思いますが、年パス所有者はすでに、パークにお金を落としていますし、お金を落とさない年パス持ちは入会はしてもお金を落とさないでしょうから、ビジネスとしてはあまり効果がなさそう・・・。

年パスは持ってないけど、年に数回はパークに行くようなゲストにとっては、会費を払う価値を限定グッズの特典よりは、パスポートの優待額と販売期間の自分が行けそうな割合で得するどうかの比重が高くなると思うのですが、その辺で明らかなメリットを出せないと厳しいでしょうね。ということは、現状の年数回の特別料金と特典グッズでは3,150円のメリットを見いだせる人は少ないような気がするので、この層のゲストにも効果があるか疑問・・・。

と考えてみると、あれっ、ターゲットとしたいゲストとそのターゲットを誘引できる施策(メンバー特典)がうまくリンクしてないんじゃないの?なんて思ったりします。

まあ、3,150円払うんだから限定グッズあげるよりは、マジックキングダムみたいに定常的に割り引きして、年何回行くと得するかが一目で分かるようにするとか、年パス所有者の単価アップとして、会員向けにショーやパレードの有料優待席を用意するとかってのも、効果あるような気がするんですけどね。劇団四季なんか、会費払ってると先行予約で明らかに良い席取れたり、USJなんかも、エクスプレス・パス(ファスト・パス)有料にして、新たな収入源を作ったりしてますからね。

まあ、ディズニー社との関係やディズニーのコンセプトとのコンフリクトなんかもあった結果の落としどころのようにも見えるんですが、先行きを見守りたいし、会員向けのサービス内容を充実していって、ゲストも満足できて、ビジネス的にも成功するといいですね。

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コメント

「新規顧客の開拓」でしょうかね。
会員になる人は、放っておいても来てるし、ある程度はお金を落としてるわけです。
会員が、いままではパークに縁遠かった知人、友人と会員チケットで来園するようになります。会員になる人は、それなりにパークでの過ごし方には詳しいでしょうから、大失敗になる確率も減るでしょう。うまくハマれば友人知人も常連客になるかもしれません。
またMKCを利用できないワンデー中心の人たちもチケットが安くなるということで、年に1、2回でも来園回数が増えることが期待されます。
会費は、ほぼ実費か赤字にしても、入場者数そのものが増大すれば、付随して他の売り上げも伸び、トータルではプラスになるものと思います。

あまり計画的な立ち上げにも思えないし、この夏の入場者数減少が出たんでしょうかねぇ。

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